안녕하세요💜
韓国正規留学中のみまです!
今回は「社会統合プログラム」についてご紹介します^^
初めに私は韓国語能力試験(TOPIK)の連携評価で5段階からのスタートでした。
その為本記事は5段階受講者向けとなっています。
※連帯評価については下で詳しく書いているので確認してみて下さい^^
※本記事では社会統合プログラムHPを参考にしています。
社会統合プログラムとは?
初めに社会統合プログラムについて説明します。
社会統合プログラム【KIIP】とは移民者が韓国語・韓国文化により早く慣れる為に国民との円滑な意思疎通を地域社会へ融和しやすいように支援するプログラムです。※HP参照
簡単に説明すると、永住権を取得したい方・韓国帰化したい方が受けるプログラムになっています。その他にもビザ取得の必須項目だったり、得点制ビザの場合加点をもらう事ができるプログラム。(詳しくは「項目13:ビザ取得の強みになる?受講するメリットは?」をご覧ください)
🌟社会統合プログラムHPはこちらから
留学生(D2ビザ)の私が社会統合プログラムを受講した理由
このプログラムは結婚移住(F6ビザ)してきた方・韓国就職(E1~7等)した方など既に韓国で生活拠点を置く方が次のステップである永住権取得・帰化等を目指すために受講しているイメージがあるかと思います。
そんなプログラムですが、なぜ留学ビザ(D2)の私が今回社会統合プログラムを受講したか?というと、
「卒業後も韓国に残りたい!!そしてそれは1~2年ではなく何十年と!!」(もう日本に帰りたい!と思わない限りㅎㅎㅎ)
という目標があるからです。
\え、じゃあ卒業後ビザはどうするの??/
大学4年生2学期現在、私が考えているのは留学ビザ(D2)から求職ビザ(D10)・会話指導ビザ(E2)を取得し卒業後も韓国に在住する。そして最終的には(※ずっと先ですが😅)・永住権(F5)を取得したい。というのが今私が考えているビジョンです。
こういったビジョンを掲げながらも
この先ビザ申請の時に取りやすくなるようなもの、いわゆる在留資格を申請する際にプラスαで持っていたら強みになるものは何だろう…?
と残りの大学生活のうちに(D2ビザがあるうちに)できる事はないか考えました。
いくら컴활など技術的な資格を持っていても、肝心な在留資格(ビザ)が降りなかったら就職どころか韓国に在留できない…そんなの意味ないですよね😫
こんな感じで4年生に入ってからいよいよ卒業後について本格的に考えるようになっていき、たどり着いたのがこの社会統合プログラムでした。
最終目標の永住権取得時に必要な物だった・さらに今後在留資格申請時に加点がもらえるものだったので(詳しくは本記事一番最後の項目「13.ビザ取得時に強みになる?受講するメリットとは?」をご覧ください!)
방학期間(学校の長期休み)に必ず受けようと決めました。
社会統合プログラムの講義課程は0~5段階まである!!
社会統合プログラムの課程は0~5段階まであります。
・0段階~4段階(韓国語レベル:初級~中級)は【韓国語と韓国文化】について
・5段階(韓国語レベル:中級~高級)は【韓国社会理解】について学んでいきます。
※プログラム修了資格をもらうには履修時間5段階まで講義を受け、その後の総合評価(試験)に合格する必要があります。
ところで、この段階(いわゆるクラスですね!)は必ず0段階からスタートしなければいけないのか??
\\必ず0段階スタートではありません//
下から詳しく説明していきます👇
全員が0段階からスタートではない!?段階事前申請をしよう!!
上で説明した段階は全員が0段階からスタートではなく、自分のレベルにあった段階からスタートすることができます!!
下記の3つの方法から一つ選び、事前申請することで自分にあったレベル段階に振り分けられます。
①0段階から始める
→韓国語初級者の方は0段階からのスタートになります。②事前評価による段階振り分け
→管轄の出入国管理事務所が指定する場所で事前試験を受け、その結果により段階が振り分けられる制度。③連携による段階振分け
→連携段階振分けには4つの方法があります。(詳しくは下の写真をご覧ください)
\\ここで注意点//
事前評価・連携申請をしないと自動的に0段階に振り分けられてしまいます!!
必ず段階事前申請をお忘れなく!!!
段階振分け申請はHPからします。(会員登録必要)👇
※①と②の段階事前申請はHPから申請出来ますが、③の連携による段階振分けは各項目のマニュアルを見て申請方法を確認しましょう!!
下で私が実際に利用した③連携による段階振分けの韓国語能力試験(TOPIK)連携方法について説明してます^^
段階事前申請・韓国語能力試験(TOPIK)連携評価とは?
ここからは上でも書いた通り、私が実際に利用した韓国語能力試験(TOPIK)連携評価についてご紹介します。
韓国語能力試験(TOPIK)連携評価とは
名前の通り、韓国語能力試験(TOPIK)に合格していたらその成績によって段階振り分けすることがでる制度です。
どのように配置されるかというと👇
(日本語意訳)
TOPIK級 | 1級 | 2級 | 3級 | 4~6級 |
割当段階 | 2段階 | 3段階 | 4段階 | 5段階 |
このように、TOPIK成績が4級以上だと一気に最終段階の5段階(韓国社会理解)へ進む事ができるというありがたい制度です!!
私はTOPIK6級所持(有効期限内)していたので、いっきに5段階の韓国社会理解へ進みました!
※TOPIK連携振分け申請方法については「項目7:プログラム受講申請方法」をご覧ください!!
履修時間が決められている
社会統合プログラムの修了証書をもらうには
①修了認定履修時間出席する
②総合評価(試験)を受けて合格する
この二つを満たさなければなりません。
履修時間は下記の通りです↓
●5段階【韓国社会理解】の履修時間●
・基本(永住用):70時間
(60時間:教育 + 10時間:社会参加活動)
※修了認定出席時間:56時間以上・深化(帰化用):30時間
※修了認定出席時間:24時間以上
基本(永住用)の修了認定出席時間は56/70時間となります!56時間に満たなかったら修了認定はもらえません…😫
ちなみに私は帰化するつもりはないので、基本(永住用)の70時間までを受講しました。
プログラム受講申請方法
ここからは授業開始までの流れについてご紹介します!!
사회통합정보망会員登録する
①まず一番初めにしなくてはいけない事は사회통합정보망(社会統合情報網)会員登録をする事です!!
\\🌟사회통합정보망HPはこちらから//
⑴HPの右上にある会員登録から次に進む
⑵同意四カ所にチェック✓して次に進みます
⑶会員登録に必要な情報を入力する
⑷会員登録完了!!
これで会員登録完了です☺
TOPIK連携評価申請する(5段階)
②会員登録をした後はTOPIK連携申請方法する為に管轄の出入国管理事務所へ行きます。
※TOPIK連携申請はHPからはできません
⑴出入国管理事務所へ行く
私は大邱の出入国事務所へ行きました~!
⑵移民統合支援センターまたは社会統合プログラム運営機関へ訪問する
普段書類など提出する場所である통합민원실(체류관리팀)ではなく、이민통합지원센터で申請します。
⑶書類提出する
必要書類
・申請書
・韓国語能力試験(TOPIK)成績表
・外国人登録証
※・委任状(代理申請の場合)
\申請する際は下記の詳細をご覧ください/
(申請書は事前に準備していくとスムーズに申請出来ます↑)
申請がきちんとされているか、確認する方法は
사회통합정망HPログイン→マイページ
へ進み、下の写真のように5段階韓国社会の理解部分に色がついていたら処理済みです。
授業申請する
⑴HPログイン後사회통합프로그램 과정신청(赤丸)をクリックする
⑵授業があるか確認する
中に入ると自分の出入国事務所管轄の運営機関が自動で表示されるので、家の近くで運営されるか・自分が受ける段階(クラス)が開講されるか・授業過程期間等を確認します。
ご自身に合う授業があったら、申請しましょう!!(申請日確認する!)
※授業申請の注意※
1クラス定員が約20人に加え、一年を通して授業数も多くない為
すぐに満員になります…!!
(チケッティング並み)※午前9時から申請スタートなので、9時ちょうどに申請しましょう!!!
⑶授業申請成功したら
マイページから申請がきちんとされているか確認することができます。
これで授業申請は完了✨
授業開始前に担当の先生がカカオトークでグループを作って下さり、当日までに用意しなくてはいけない物(教材等)・簡単な注意点等を連絡して下さります!!
後は当日まで待つのみです^^
授業料や教材について
授業料
・授業料は無料です。
※総合評価(試験)は有料【38,000ウォン】になっています。
最終日にアンケートで「授業料が有料でも受けたいと思いますか?」といった質問内容があったり、担当先生も「有料になるかもしれない」と言っていたのでもしかしたら今後有料になるかもしれません。(あくまでも予想とのことです)
教材
教材は2冊教科書と問題集を使います。教材は各自で準備するスタイルでした!!
教材は교보문고など書店や쿠팡などのオンラインストアにて販売されていますが、私は書店に行ったら売っていなかったので쿠팡で購入しました!
・教科書:10,000ウォン
・問題集:8,000ウォン
生徒の年齢層・国籍、プログラム受講理由は?実際にインタビューしてみた
生徒の年齢層はクラスごとにバラつきはあると思いますが、私のクラスは年齢層高めでした。
(なんと私(00年生)が一番末っ子という衝撃…ㅎㅎ)
国籍ではベトナムの方が一番多かったです。そして日本人は私一人だけ!!
(他の国籍の方々は母国語でお話したり、母国のご飯をデリバリーして食べてたりしていたので日本人一人は寂しかった…ㅎㅎㅎ)
その他さまざまな国の方が在籍していましたが、共通語を韓国語として授業を受けたりお話したりしてなかなか体験できる事ではないので新鮮でした😌
そして受講者へなぜ社会統合プログラムを受講しようと思ったのか?インタビューしてみました。
どうしてこのプログラムを受講しようと思いましたか?
永住権取得したいから!
(E7ビザ/国籍:中国)
帰化するため!
(F6ビザ/国籍:台湾)
将来得点ビザ(F2)を取得したい✊
(D2ビザ/国籍:ベトナム)
という感じでやはり、今後ビザ取得や帰化する為に受講している方が多かったですね。
私のように留学生はなんと20人中2人しかおらず、、ほとんどの方が就職ビザ・結婚ビザを取得していました。
就労ビザ・結婚ビザを持っている方たちは、今後に永住権申請・特典付きビザ変更・帰化するといった計画があり受講されている方が大半!!
私のように留学生はあまり参加しないのかな…?
授業はどんな感じ?正直レビュー
ここからは授業を受けての正直レビュー・授業内容について書きたいと思います!!
「項目6:履修時間が決められている」で説明した通り、5段階(永住用)70時間の内容は
【60時間:教科書の内容を学ぶ時間 10時間:社会参加活動】になるので、それぞれ説明していきますね!!
※あくまでも私の個人的な感想ですのでご了承ください😣
60時間:教育
60時間の教育は主に教材を使って、総合評価(試験)の内容を学んでいく時間になります。
授業を受けての感想は、普段大学で聞いている講義に比べると話すスピードはゆっくりなので聞き逃したりする事はほぼありませんでした。
ただ、約1カ月半の間に学ばなくてはいけない内容が多く(全8編・50課まであります)1日4時間の授業で4~5課進む時もあったので、毎授業集中力必須です!!!
ちなみに60時間で学ぶ授業内容はこんな感じ👇
韓国の社会・教育・文化・政治・経済・法・歴史・地理について8編に分けて学びます。
例えるなら小学校の社会科目のような感じ!(社会科目好きな人は苦ではないです^^)
ここで一部授業内容を紹介すると(私の汚い文字でスミマセン、、、誤字あるかもです見逃してください)
韓国の象徴(国旗・国歌・国花など)や宗教(世界三大宗教・韓国で創られた宗教など)については画像のような感じで学びました。
このプログラムを通して初めて知った事や、韓国で生活していくうえで必要な情報など、韓国全般について知ることができてとても有意義な時間だったなと思います😊(この内容で授業料が無料なのでビックリです。。)
意外と知らない事が多くて、韓国に住んで4年目ですがまだまだだなぁと痛感…ㅎㅎㅎ
10時間:社会参加活動
10時間の社会参加活動では在韓外国人の方のお話を聞く時間になります。(講演会みたいな感じでした)
社会参加活動は1~5段階受講する方全員で聞くため人数が多かったです。
講義が始まる前にはお菓子がもらえました~!😋
ちなみに一人一種類ずつもらえましたㅎㅎ
この講義の中で特に印象に残っている事は
私も(講演をして下さった方)社会統合プログラムを数年前に受講し、ビザ取得の為に沢山努力してきました。今このプログラムを聞いている方もビザ取得の為に努力していると思います。自分を信じ努力すれば良い結果を得る事ができるので無理だと思わずこのまま頑張ってください!
と言って下さったことです。
周りの人にこう言われたからとか、SNSで事例見たからといったまだ挑戦もしていないのに周りの情報を鵜呑みにして「無理だ」と決めつけるのではなく、自分で最大限努力していこう!と再度気持ちが切り替わった講義になりました。
60時間の教育+10時間の社会参加活動=70時間の履修は結構大変でしたが、それ以上に得るものが多かったので受講して本当に良かったなと思いました!!!!
オフラインorオンライン授業どっちがいい?
現在では社会統合プログラムはオンライン講義も増えています。
オフライン授業が増えている理由としては、受講者が年々増加している事や、オンライン講義授業の普及に伴い受講者も自宅で受けれて便利といったようにオンライン講義を好んでいる傾向にあるからでは?と考えています。
しかし率直に言うと私はオフライン授業(対面授業)をおススメします。
なぜかというと、様々な年齢層・国籍の方と交流する事で新しい発見ができるからです。
私が今回約1カ月半授業に出席して、私よりも韓国在住歴が長い方達から様々な情報を教えていただく事ができました。
例えばビザ・結婚・妊娠など今後自分も経験するかもしれない事について、経験した方(人生の先輩…?)からお話を聞くことができた!こんな機会滅多にありませんよね。
その他にも外国人移民者の為のプログラムについても教えていただき、こんなにも大邱で外国人を対象としたプログラムがあったんだと驚きました。
履修時間を終えた後は総合評価(試験)を受けます
この社会総合プログラムを終了する為(修了証書をもらう為)には、総合評価(試験)を受け60点以上獲得しなければいけません!!
この総合評価については別の記事にまとめますので少々お待ちください♡(まだ総合評価受けていません…ㅎㅎㅎ)
※2024年9月末に試験を受ける予定なので、更新されていなかったら…察してください🤣
ビザ取得時に強みになる?受講するメリットとは?
最後にこのブログの題名にもあるビザ取得時に強みになるとはどういうことか?説明します。
なぜこの社会統合プログラム終了したらビザ取得時に強みになるかというと下記の特典が付くからです👇
※社会統合プログラムHPより
- 永住権資格申請時
・韓国語能力立証免除
・実態調査免除
- その他在留資格申請時
・加点など点数付与
・韓国語能力立証免除
- ビザ申請時
・韓国語能力立証免除
在留資格申請時に加点ポイントが付くだけではなく、韓国語能力試験成績表提出も免除になります。その為このプログラムを受講すれば出入国関連の申請時に強い武器(社会統合プログラム)と一緒に提出できるので強みになる(든든해진다✌)のです!
このプログラム受講は個人的に
韓国で就職・移住・永住権取得したい方へ
おススメします。
例えば…
・韓国の大学卒業後、継続して韓国にいるつもりだ(就職ビザ等)
・現在韓国の大学院生で、卒業後はE2(点数制ビザ)更新するつもりだ
・結婚して韓国へ移住した
・永住権を取るつもりだ
など将来韓国に滞在する方は是非受けて欲しいです。
なぜかというと、上で説明した通り在留資格申請時に加点になったり、書類免除を受ける事ができるからです。特に有効期限が切れるからという理由で2年に一度受けていた韓国語能力試験(TOPIK)を受けなくてもよくなります!!(ここ大事です)
そして何よりも永住権取得を目指している方は、社会統合プログラム(KIIP)を取得しないと審査基準に達しないので迷わずプログラムに参加して下さい!!!
5段階を聞くだけでも70時間履修しなくてはいけない、それに加え試験に合格してようやく社会統合プログラム終了証書がもらえ、思ったよりも簡単なプログラムではないので、今後も韓国で住んでいく予定がある方へ受講するのをおススメします!!
まとめ
いかがでしたか?
今回は韓国の社会統合プログラムについてまとめました。
・韓国留学中の方で卒業後も韓国に在住予定の方
・現在既に就職・結婚などで在住の方
に今後永住権・ビザ申請で強みになるこのプログラムに是非参加してみてください^^
最後に
この記事は2024年6-8月に受講した私の経験・HPの情報をもとに作成しています。
今後新たに変更される部分があると思いますがこの記事が参考になれば幸いです☺❤
コメント